出産後、まだ言葉を話せない赤ちゃんと毎日一緒に過ごすママ。
最初は幸せいっぱいの時間ですが、次第に「社会と切り離されたような孤独感」を抱えてしまうことがあります。特にワンオペ時間が長いと、気づかないうちに心がすり減ってしまう…。
そんな時こそ、パパのちょっとした工夫や行動が“魔法”のようにママを支える力になります。今回は私が育休中に実際に取り入れて効果があった工夫をまとめました。
友人と外食に行ってもらう
「育児から少しだけ離れる時間」って想像以上にリフレッシュになるんです。
私の場合は、妻の友人にお願いして、子供が寝たタイミングで1〜2時間の外食へ行ってもらいました。
最初は「パパ1人で大丈夫?」と不安そうでしたが、1〜2時間なら何とかなるものです。もし赤ちゃんが起きて泣いても、抱っこしてあやせば大丈夫。ママが「自分がいないとダメ」と思っている部分を取り払ってあげるだけで、ぐっと気持ちが軽くなるようでした。
友人を家に招く
外出が難しい場合は、友人に家へ来てもらうのもおすすめです。
同じ毎日の繰り返しの中で、「誰かと会話できること」がママにとって大きな救いになります。
「今日はちょっと家に人が来る」というだけで、非日常感が生まれ、気持ちが少しラクになる。赤ちゃんを見てもらいながら、コーヒーを飲んでリラックスする時間は、心のエネルギー補給になります。
持ち帰りで“ご褒美ごはん”
育休中は「外食したいけど行けない」という状況が多いです。そこで活躍するのが持ち帰りのご褒美ごはん。
うちの場合は、妻が「ラーメンが無性に食べたい」と言ったので、少し高級なご当地ラーメンをお土産に買って帰りました。家で食べただけなのに、妻の喜びようは想像以上。
「自分のために選んでくれた」という気持ちがうれしかったみたいです。パパの小さなサプライズは、ママの孤独を癒す魔法のひとつになります。
ショッピングモールへのデート
赤ちゃんがいると、外出そのものがハードルに感じられることがあります。でもショッピングモールなら安心。
授乳室やおむつ替えスペースが完備されていて、ベビーカーでも動きやすい。フードコートで食事をとれば気兼ねしなくて済みます。
「赤ちゃんが泣いたら迷惑かな」と思うかもしれませんが、周囲も同じような子育て世代が多いため、意外と気にされないものです。小さなデート気分を味わえることで、夫婦の時間を取り戻すこともできます。
写真や動画をパパがまとめて見せる
もう一つのおすすめの“魔法”は、パパが赤ちゃんの写真や動画をまとめてプレゼントすることです。
日常の育児に追われていると、ママは「こんなに大変」としか感じられなくなる時があります。そこでパパがスマホで撮っていた笑顔の瞬間や、寝顔の写真をスライドショーにして見せると、ママは「あぁ、この子と過ごせる時間はかけがえのないものなんだ」と実感できます。
“育児の大変さ”ではなく“育児の尊さ”に視点を戻すことができるのです。
まとめ
孤独になりがちなママを救うのは、特別な贅沢や大掛かりなイベントではありません。
- 友人との外食やおしゃべり
- ちょっとしたご褒美ごはん
- 気軽なお出かけ
- パパからの心のこもったサプライズ
こうした小さな“魔法”が、ママの孤独をやわらげ、笑顔を取り戻す力になります。
育児は「パパとママが一緒に頑張るもの」。だからこそ、ママを孤独にしない工夫を意識的に続けていきたいと思います。
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