今回は「妻が出産する前にパパが知っておきたかったこと」をテーマに、4つの視点からお話しします。
出産前って、どうしても「ママが主役」という空気になりがちですよね。
でも実は、パパにこそできること、知っておくべきことがたくさんあるんです。
① 出産は命がけ。想像以上に過酷なもの
まず何より知っておくべきことは、出産は命がけの大仕事だということです。
自分の命をかけて赤ちゃんを産んでくれる。その事実を、まずはしっかり受け止めて下さい。
「頑張ってね」「ありがとう」だけじゃ足りない。
どんなに準備していても、予定通りにいかないのが出産です。
だからこそ、パパも不安を減らすために、事前に出産の流れや緊急時の対応について情報を持っておくことが大切です。
② 産後のママは“心も体もボロボロ”になる
出産はゴールではなく、スタート。
産後のママは、ホルモンバランスの乱れや睡眠不足、傷の痛みで心身ともに不安定になります。
そんなとき、パパの「大丈夫?」「どうしたらいい?」の一言が救いになります。
大事なのは、解決より共感。
アドバイスより、「そばにいるよ」という気持ちを伝えることです。
③ 夫婦で過ごす“最後のふたり時間”を大切に
出産後は、赤ちゃん中心の生活が始まります。
しばらくはふたりで外食したり、のんびり映画を観たり…なんて時間は激減します。
だからこそ、出産前の今の時間を大切にしてほしいんです。
夫婦で「子育てどうしようか」と話すだけでもOK。
将来のイメージを共有することで、育児のチームワークもぐっと高まります。
④ 「育児を手伝う」ではなく「共に育てる」覚悟を持つ
育休を取って感じたのは、**育児は「手伝い」ではなく「共同作業」**だということ。
「俺がやってやってる」ではなく、「一緒に育てていく」という覚悟が大切です。
ママと同じように完璧にできなくていい。
でも、主体的に育児に関わろうとする姿勢があるだけで、夫婦の関係も、子どもとの関係も大きく変わります。
「オムツ替えは苦手だから」じゃなくて、「やってみる」こと。
「母乳が出ないから」じゃなくて、「寝かしつけや家事をする」こと。
育休を取って感じた“気づき”のひとつです。
おわりに
出産前にパパができることは、決して少なくありません。
「何ができるかな?」と考えること自体が、もう素敵な第一歩。
この4つのことを心に留めておくだけで、きっと夫婦の絆は深まります。
出産を迎えるママを、心から支えられるパパでありたいですね。
コメント